WordPressの投稿・コメントの日付と時刻の表示を変更する方法

WordPressでは、サイトのトップページや投稿記事・コメントに表示させる日付・時刻の表示方法を変更することができます。
 

日付の定型フォーマットを変更する

設定の変更は、ダッシュボードの「設定」から、「一般設定」で行います。
下へスクロールしていくと、日付の設定項目が表示されます。

 

設定できる日付の種類は、全部で5種類です。
デフォルトでは、一番上の「〇年〇月〇日」にチェックが入っています。

 
5種類のうち、上から4つは初めから用意されている定型のフォーマットです。(カッコ内のアルファベットはカスタム設定で説明します。)
数字の間が漢字やスラッシュ、ハイフンで区切られているものがあります。
 
4つの定型フォーマットは以下のとおりです。

  • 「2019年12月26日」:年月日の漢字を入れる(Y年n月j日)
  • 「2019-12-26」:ハイフンを使って「年- 月- 日」の順に表示させる(Y-m-d)
  • 「12/26/2019」:スラッシュを使って「月/ 日/ 年」の順に表示させる(m/d/Y)
  • 「26/12/2019」:スラッシュを使って「日/ 月/ 年」の順に表示させる(d/m/Y)

 
5つ目の「カスタム設定」では、定型以外の表示に変更できます。年月日の順を変更したり曜日を表示させることが可能になります。
詳しくはこちら>>カスタム設定する方法

定型フォーマットの変更手順

あらかじめ用意されている4種類の中から選びます。

 
今回は、日付が「年-月-日」となるように設定します。

下にあるプレビューでも確認できます。

 
スクロールして、「変更を保存」ボタンを押すと変更されます。

 
「設定が保存されました」とメッセージが表示されます。

 
日付が、デフォルトの「〇年〇月〇日」から「年-月-日」に変更されました。

 

日付をカスタム設定する


日付の表示を、PHPのdata関数「フォーマット文字列」を使ってカスタマイズすることもできます。
 
5種類の選択肢の右横にあるアルファベットがフォーマット文字列に該当します。

 
アルファベットがそれぞれ日付や曜日を表します。
たとえば、「Y年/ n月/ j日」だと、「〇〇〇〇年/ 〇月/ 〇日」と表示することができます。
 
フォーマット文字列の一例を説明した表はこちらです。

月日 文字列 意味 表示形式
Y 4桁の数字 1980や2001など
y 2桁の数字 80や01など
m 先頭にゼロあり 01~12
n 先頭にゼロなし 1~12
F フルスペル形式 1月(January)~12月(December)
M テキスト形式の3文字 1月(Jan)~12月(Dec)
d 先頭にゼロあり 01~31
j 先頭にゼロなし 1~31
s 英語形式の序数を表す
2文字のサフィックス
st・nd・rd。「j」と併用可
曜日 フルスペル形式(小文字のL) 月曜日(Monday)~日曜日(Sunday)
D テキスト形式の3文字 月(Mon)~日(Sun)

※WordPressの言語を日本語に設定しているため、翻訳された日本語表記になります。

カスタム設定方法

上記の表を使って、実際にカスタムの欄に入力していきます。

コンマやスラッシュ、ピリオドや空白はそのまま読み取られるので、区切りとして使用したいときに入力しましょう。
 
今回は、「〇月/ 〇日/ 〇〇〇〇年,〇曜日」と表示させたいので、カスタムにチェックを入れ入力欄に「m/d/Y,l」と入力します。

 

下にスクロールして、「変更を保存」ボタンを押しましょう。

 

「変更が保存されました」といったメッセージが表示されれば設定完了です。
 
サイトへ戻って変更されているか確認しましょう。
今回はコメント欄で確認しました。
 
「〇月/ 〇日/ 〇〇年,〇曜日」へ設定できました。

時刻の定型フォーマットを変更する

日付と同じように、時刻の表示も変更することができます。
フォーマットは全部で3種類用意されており、デフォルトでは一番上の「〇時:〇分 PM」にチェックが入っています。

 
3種類のうち上から2つは初めから用意されている定型フォーマットです。(カッコ内のアルファベットはカスタム設定で説明します。)

  • 「4:26 PM」:AM/ PMを入れて12時間表記にする(g:i A)
  • 「16:26」:24時間表記にする(H:i)

 
3つ目の「カスタム設定」では定型フォーマット以外の表示にできます。秒数やタイムゾーンの表示などが可能になります。
詳しくはこちら>>カスタム設定する方法

定型フォーマットの変更手順

今回は、上から2番目の24時間表記となるように設定します。

 

2番目にチェックを入れましょう。プレビューでも確認できます。

 

下にスクロールして、「変更を保存」ボタンを押すと変更されます。

 

「設定を保存しました」とメッセージが表示されれば設定完了です。

 

「〇時:〇分 PM」から24時間表記に変更できました。

 

時刻をカスタム設定する


時刻の表示も、PHPのdata関数「フォーマット文字列」を使ってカスタマイズすることができます。
3種類の選択肢の右横にあるアルファベットがフォーマット文字列に該当します。

 
それぞれ時間や分・秒数を表しています。
たとえば「H:i」だと、24時間表記で「〇時:〇分」と表示することができます。
 
時刻のフォーマット文字列の一例を説明した表はこちらです。

時刻 文字列 意味 表示形式
午前/ 午後 a 午前または午後(小文字) am/ pm
A 午前または午後(大文字) AM/ PM
g 12時間単位。先頭にゼロなし 1~12
G 24時間単位。先頭にゼロなし 0~23
h 12時間単位。先頭にゼロあり 01~12
H 24時間単位。先頭にゼロあり 00~23
i 先頭にゼロあり 00~59
s 先頭にゼロあり 00~59
タイムゾーン
の略称
T 米国東部標準時 EST
日本標準時 JST
全ての
日付・時刻
c ISO 8601 2001-12-01T16:22:18+00:00
Thu, 21 Feb 2006
r RFC 2822 10:55:20+0200
U Unixタイムスタンプ
(Unixエポックからの秒数)
1455880167

 

カスタム設定方法

上記の表を使って、実際にカスタムの欄に入力していきます。

コロンや空白、アットマークなどの記号はそのまま読み取られるので、区切りとして使用したいときに入力しましょう。
 

今回は、「(am/pm)〇時:〇分:〇秒」と表示させたいので、カスタムのチェックを入れ入力欄に「a H:i:s」と入力します。

 

下にスクロールして、「変更を保存」ボタンを押しましょう。

 

「設定を保存しました」といったメッセージが表示されれば完了です。
 
サイトへ戻って変更されているか確認しましょう。
今回はコメント欄で確認しました。変更されています。

 

☆そのほかの基本設定についての記事はこちら!

http://pulpfingers-com.check-xserver.jp/395

http://pulpfingers-com.check-xserver.jp/425